2020年11月9日現在のタイの観光ビザの要件

タイは、コロナウイルスの第2波の発生を防ぐために、厳しい入国要件を持つ海外旅行者向けの観光を再開しました。

観光の再開に伴い、Land of Smilesは現在、国内への入国を希望する旅行者向けに2種類のビザを提供しています。この特別観光ビザ(STV)は60日間有効なツーリストビザと90日間有効なスペシャルツーリストビザロングです。

旅行者はタイ政府の公式ウェブサイトでビザを申請することができます。すべての国が観光ビザを申請できますが、長期滞在ビザを申請できるのはリスクの低い国からの旅行者だけです。

低リスク国のリストは次のとおりです。

  • オーストラリア
  • バーレーン
  • ブラジル
  • 中国
  • キューバ
  • エルサルバドル
  • エストニア
  • フィジー
  • フィンランド
  • 香港
  • コートジボワール
  • カザフスタン
  • マカオ
  • モンゴル
  • ニュージーランド
  • ノルウェー
  • カタール
  • 韓国
  • ルワンダ
  • サウジアラビア
  • シンガポール
  • 台湾
  • ウルグアイ
  • ベトナム

提出する必要のある次の書類または要件は次のとおりです。

  • 500,000バーツに相当する過去6か月間の収入の証明を提供する銀行取引明細書。
  • COVID-19をカバーする医療保険で、滞在期間全体にわたって少なくとも100,000米ドルがカバーされます。
  • 代替州検疫予約(ASQ)の証明(隔離施設として許可されたホテルのこと)
  • 飛行前72時間以内に行われたCOVID-19(コロナ)が陰性であることの証明

すべての旅行者は、到着時に2回目のCOVID-19PCR検査を受ける必要があります。さらに、観光客は、マスクの着用や物理的な距離など、すべての健康と安全のプロトコルに従う必要があります

残念ながら特別観光ビザ(STV)に日本は入ってはいません。
ただし、タイ保健省が定める新型コロナウィルス感染拡大国リストは毎月15日と30日に更新されます。感染リスクのレベルに変更がでた場合は、大使館のホームページにて発表致します。

いずれにしても現在は、タイ入国が許可されても14日間の検疫期間を指定のホテルで受けなければなりません。(10日間に短縮するという話もあります)
日本から気軽に観光に来られるのはまだまだ先の話になると思われますし、日本の新規感染者がもっと減らないとタイ政府は首を縦に振らないと思います。。

タイ国籍を有しない者のタイ王国入国への特別便(2020年11月)