タイの交通事故

タイに旅行に訪れるようになって驚いたのが、こちらの自動車の運転がとにかく荒いこと。

信号無視が多く、自分本位。ルールを守らない輩が多すぎること。

あまりにもびっくりしたのが片側3車線で、いちばん右が右折レーン、真ん中と左が直進レーン。この道路でなんと真ん中の車線で右折のために止まる車がいる事。急に前車が直進レーンで止まるので追突しそうになった。プーケットでは指定方向外進行禁止のルールはないものと思ったほうがいい。

今年の年末年始の7日間でタイでは392人が死亡している。多かったのがチェンライとチェンマイでタイの北部の都市。ソース

では、タイで1年間にどのくらいの交通事故死者数が出ているかを日本と比べてみる。



少し古い統計ですが2018年の1年間の交通事故死者数

 タイ・・・20169人
 日本・・・ 3532人


あまりにも違いすぎる。日本では1970年に16000人を突破し、交通戦争と言われた時期もあったが2万という数字はない。

タイの人口はざっくり日本の半分、国土は日本の1.3倍広い、一部を除けば過密もしていない。

交通事故死者数を減らすためには、事故を起こしにくい道路の整備や、医療体制を整えていかなけらばならないが、何よりも甘い考えの車の運転に対して厳しい対応をしていかなければならないと思う。

個人的にはアジアでは死者数が少ないコロナ対策より、こっちのほうがよっぽど大事と思う。

マイペンライでは済まされない。